離婚話を妻に切り出したい!離婚をスムーズに受け入れてもらうための5つのステップ

夫婦喧嘩

妻と別れたい、妻と離婚したいという場合、どのように話を切り出せば良いのでしょうか。女性は勘が鋭いので、いざ「離婚」の話をしようとしても(先に察知するのか)話を聞いてくれないものです。

しかし、妻の心理を理解すれば、離婚を受け入れてもらうのはカンタンなことです。

本記事では、妻と離婚したい男性に向けて「妻が離婚をスムーズに受け入れる」のに必要な『5つのステップ』について紹介しましょう。

離婚原因が妻にある場合、上手な離婚の切り出し方

妻と離婚をしたいのに「全く同意をしてくれない」とお悩みの男性(夫)は、妻への「離婚の切り出し方」について、今までの方法を変えてみましょう。

妻に離婚を受け入れてもらうには、段階を踏んで、妻の心理を理解しながら「適切な行動」を取る必要があります。

妻と離婚できないので別れさせ屋を使う夫

妻と離婚をしたいが、なかなか受け入れてくれないという理由で「別れさせ屋」に依頼し離婚交渉している夫がいるとか。

別れさせ屋とは、ドラマや漫画の世界にあるような「スパイを派遣して離婚に追い込む」ようなものではなく、ただ相手(妻)と交渉をし、離婚に応じるよう説得をするのが彼らの仕事だと言います。

これ程までに、妻が離婚を受け入れてくれないのは、何故なのでしょうか?

妻の勘の鋭さは彼女たちの「恐れ」から生まれていた

実は、女性が離婚を受け入れてくれない、夫の話を聞かないのには、次のような「理由」があります。

妻が夫の離婚話を受け入れない理由
  • 勘が鋭い、自分にとって都合の悪い話かどうか察知する
  • 離婚後の生活が成り立つのか不安(経済的問題)
  • 孤独が怖い、離婚後一人になるのが不安

個人差はありますが、女性は男性に対して、経済的側面で依存することが多いです。もちろん、家事や子育てで家を守ってくれるのが「妻の役割」ですが、男性のようにバリバリと働き稼ぐのは体力的にも難しいことです。

このため「離婚」という現実に直面した際、パニックで頭の中が真っ白になってしまい、防衛機制(ディフェンス・メカニズム)によって【現実・空想・病気】の側面で逃避し、現実から目を背けようとする「心の動き」が発動するのです。

防衛機制(ディフェンス・メカニズム)は、オーストリアの精神科医ジークムント・フロイトの研究から生まれた考えであり、より細かな分析はフロイトの娘、アンナ・フロイトが概念をまとめました。

防衛機制(ディフェンス・メカニズム)とは?

防衛機制(ぼうえいきせい、英: defence mechanism)とは、ジークムント・フロイトのヒステリー研究から生まれた考えであり、受け入れがたい状況や危険な状況に直面した際、潜在的に不安や危険を軽減しようとする無意識的な心理的メカニズムことを意味する。

なお「潜在意識」のことを語り始めると、このページだけでは到底収まりません。このため、本記事では「妻が離婚を受け入れない」ことを防衛機制を使って読み解くのに留めたいと思います。

話を戻すと、防衛機制(ディフェンス・メカニズム)とは精神の均衡を図ろうと「無意識」が行う心の働きについて整理された概念です。厄介なことに「防衛機制」の強い女性は男性以上に「勘が鋭く」こちらの考えや行動を一瞬で見抜いてしまいます。

つまり不安や受け入れたい衝撃から回避するため、防衛機制(ディフェンス・メカニズム)が働くのですが、男性(夫)よりも妻の勘が鋭いのは、無意識が「夫の異変」について察知しているからです。

例えば夫が、自分に都合が悪い話をしようとする直前に、無意識が「この話を聞き続けると心が傷つく」ことを瞬時に見抜きます。

そして、夫の顔色や様子から「これから話す内容」を読み取り、危険だと判断するやいなや、都合の悪い会話を逸らそうと(反射的に)別の話をし始めるのです。

なお妻の「反射的行動の出方」には、個人差があります。話で遮る女性もいれば、ユーモアのある行動で話題をそらそうとする者、急に泣きわめき暴れ出すなどして夫を困らせる者、鬱のような状態に陥り、病で夫の看病を必要とする者など。

防衛機制(ディフェンス・メカニズム)自体は悪いものではなく、防衛機制が無ければ、うつ病や、より深刻な精神の病に掛かってしまうので「防御」が精神の崩壊を食い止めているのです。

防衛機制(ディフェンス・メカニズム)は大きく分けて14の種類があります。

防衛機制(ディフェンス・メカニズム)の種類
抑圧(pression) 解釈や感情を無意識に追いやること。
合理化(rationalization) 自分の失敗を正当化する。
逃避 欲求不満を感じる状況から逃れる。
昇華 代償の目的を社会的に認められたものに置き換える。
補償 例)〇〇がだめなら、△△に打ち込もう
退行(regression) 未発達な状況に戻る(例:赤ちゃん返り、幼児返りなど)
反動形成(reaction formation) 抑圧されたものと正反対のものを感じ、安心感を得る。
転位(displacement) 抑圧された感情や行動から、別の対象に目を向けること。
分離(isolation) 考えと感情を分けて、いずれかの状態を抑圧し精神の均衡を保つ。
分裂(splitting) 全てを善か悪か、0%か100%かで決める(白黒付けたがる)
投射(projection) 自分の感情を認めず、相手に原因を反映させること(例:夫を軽視している妻が、夫から軽視されていると考える)
同一視(identification) 自分が憧れる存在と自分を同一視し、劣等感から逃れる
打ち消し 全てをリセットする、0からスタートする(リセット症候群)
隔離 見たことを見なかったことにする

どうでしょうか? これら防衛機制について理解を深めれば深めるほど、なぜ妻が話を聞いてくれなかったのかが良く分かるでしょう。

これは妻に限らず、男性の中でも「逃避しがちな人」に当てはまることであり、周囲の人を理解するのに「必要な知識」と言えます。

離婚の話が、なかなか進まないという方は(上の)表中の行動と「妻の態度」を照らし合わせてみてください。これで妻の不可解な行動が、読み解けるのでは無いでしょうか。

妻の防衛機制が離婚の話を遠ざけていた

離婚の話をしているのに、急に夏休みの旅行の話に切り替わってしまった。

夫の側からしたら「なぜこのタイミングで、別の話をするんだろう…間が悪い」とイライラしたり、腹が立つかも知れません。

喧嘩する夫婦と赤ちゃん

前項の防衛機制について知らなければ、妻にどのようにして、離婚話を切り出すべきか。途方に暮れることでしょう。

しかし女性の心理には「共通する傾向」があり、防衛希望に照らし合わせながら、粘り強く「交渉」を行うことで離婚話がしやすくなります。

ここでは「妻の心理」を紐解くとともに、どのようにすれば、妻が「離婚話を受け入れてくれるのか」交渉のポイント分かりやすくまとめてみました。

妻が離婚話を受け入れてくれる!交渉のポイント
  1. 大切な話があると伝える
  2. ここまでの会話の流れを整理する
  3. 会話の主導権を握る
  4. 妻が不安を抱かないよう離婚後の「条件」を提示する
  5. 第三者を交えて話をする

これらは、離婚話を妻に切り出したい方が「離婚を受け入れてもらう」のに必要な5つのステップであり、前項の防衛機制のメカニズムをもとに作成しました。①〜⑤の内容について、順に解説しましょう。

POINT① 大切な話があると伝える

途中で話題をはぐらかされないよう、まずは「大切な話がある」と予告してください。不安を感じさせないよう、相手の目を見て、優しい口調で伝えるようにします。

また「これから大事な話をしますよ」と前置きをすることで(相手が)話を聞かざるを得ない状況(対話の機会、打ち明けるタイミング)が生まれます。

POINT② 会話の主導権を握る

妻が会話の主導権を握る前に「これから、大切な話をするので最後まで聞いて欲しい」と宣言をします。これで相手(妻)が会話の途中で別の話をしないよう、予防線を張るのです。

女性の話は、次から次へとテーマが変わるので、男性が会話に付いていくのは難しく、ちょっとした隙に会話のイニシアチブを取られてしまいがちです。

妻が会話をコントロールしないよう、先ずは「これから話の内容を聞くよう」相手の承諾を得て、静かに聞いてもらえる状況を整えてから「本題」へと話を進めてください。

POINT③ 会話の流れを整理する

ここから「離婚したい」ことを打ち明けていきます。なお、先に結論を言うのではなく、離婚したいと思うようになった経緯から話し、最終的に「離婚したいと考えるようになった」ことを(話の流れを整理しながら)相手の理解を求めていきます。

なお、会話途中で「話の内容が相手に伝わっているのか」顔色をうかがい、相手が理解していない部分は、説明に多く時間を割くなどし、丁寧に話を進めてください。

なお途中で妻が逆上をしたり、泣き叫んだりした場合は、気持ちが落ち着くまで側に寄り添い、相手の落ち着いたタイミングで「話を続けて良いか」聞くようにしましょう。

ただし一旦離婚について話し始めたら、できるだけ「その日のうちに」最後まで話を聞いてもらうようにします。

話の途中で「続きは後日ゆっくり話そう」と引き延ばしてしまっては、女性は後日「何事も無かったかのように」振る舞う可能性があります。

また、ヒステリックな女性であれば、突然喧嘩をふっかけてきたり、大声で罵倒するなどし、何とか離婚を留まらせようと(夫には到底理解できない)突拍子も無い行動に出る可能性があります。

離婚話の消費期限は「当日中」です。話を寝かせてしまうと、相手の逃避行動、防衛機制によって話の本質がどこかに追いやられてしまい、離婚話どころでは無くなります。

離婚話は翌日以降にならないよう、根気よく「当日中に決着できるよう」話を進めてください。

POINT④ 妻が不安を抱かないよう「条件」を提示する

離婚について考えを打ち明けることができたら、次に妻が不安を抱かないよう、離婚後の生活や慰謝料、養育費、親権、住まいなどの問題について、内容を整理していきます。

妻が不安を抱きそうな「経済的な問題」を中心に、今後それぞれが幸せに暮らせる条件を話し合い「お互いが納得できる条件」で着地点を探しましょう。

妻(女性)が最も不安なのは【お金・住まい・孤独】の三点です。この部分の恐れが無くなるような条件や「交渉の仕方」を何度もシミュレーションしておくと安心です。

POINT⑤ 第三者を交えて話をする

ここまで、夫と妻の二人で話し合うことを前提にしましたが、最終的に「離婚」を望んでいるのなら、第三者として知人や弁護士を間に挟むと、有利な状況で話合いが進められます。

夫と妻だけでは、喧嘩になって話合いができないという場合でも、第三者を挟むと「醜態は見せられない」と思うのか、冷静な状態で協議できるからです。

悲劇のヒロインタイプの女性であれば(自分の空想に、第三者を巻き込もうとする傾向あり)少々厄介ですが、冷静に状況を整理しながら話を進めれば、話の本質から逸れずにお互いの理解が深められます。

また妻(女性)のヒステリーが酷いという方でも、第三者の前で取り乱すようなことは少なく、離婚について現実と向き合い「何が最良の方法なのか」考えられるよう、意識が切り替わるでしょう。

離婚原因を作った妻に慰謝料を請求する方法

妻が浮気・不倫をした、妻のモラルハラスメントやDV、隠れて借金をしていた、妻の側に「離婚原因」があるのなら、妻に慰謝料を請求してください。

離婚原因が妻の側にあるのなら、たとえ相手が「離婚したくない…」と嘆いても、夫であるアナタが「離婚を決意」しても間違いではありません。

特に、離婚の原因が浮気・不倫など「不貞行為」であれば、法的にも離婚理由として認められます。また、妻によるモラルハラスメントや暴力についても「婚姻を継続しがたい理由」を立証することで、法的に離婚を成立させることが可能です。

本項では「離婚原因が妻」にある場合、男性の方はどのように離婚協議を進めれば良いのか解説したいと思います。

妻が離婚原因となった自分の非を認めない、罪のすり替えをしている

妻が浮気をしたにも関わらず、夫に対し「あなたに甲斐性が無いから、不倫をしてしまったのよ!」と逆ギレをしたら…あなたはどうしますか?

妻が多額の借金をし、浪費をしていたことが発覚しました。そのことを指摘すると、妻は「あなたの稼ぎが少ないから、ストレスでパチンコにのめり込んで、ストレス発散で買い物をしたのよ!」と怒鳴られたら。

どんなに温厚な旦那様でも、あまりにも身勝手な行動・言動に呆れてしまうことでしょう。

実はこの現象、妻(女性)の反応として珍しいものではありません。本記事の冒頭で紹介をした「防衛機制」によって、彼女たちの頭の中では「理屈が通っている」のです。

昨年、有名俳優が主演するドラマで、浮気をした女性に注意をした男性が「そんな女々しいことを言って!」と罵られ、頬を撲たれるといった「コントのような」やり取りが放送されていました。

こうした女性の反応は、ある意味「話の本質をそらすのに長けた女性らしい行動」と言えます。このため、夫が妻と別れたいと言うときには、一部女性は「防衛機制で、謎な行動を取る」といったことを覚えておくと、離婚話を切り出す際、大変役に立ちます。

妻が離婚を拒否した場合の対処法

妻が離婚を拒否した時には、本記事前半に紹介した方法で話合いを進めてください。また、協議離婚できない場合には、離婚弁護士を味方に付けて、妻との交渉をお願いしましょう。

離婚弁護士は、あらゆるタイプの女性、男性、夫婦の姿を見てきています。このため、妻が離婚条件を拒否した場合でも、女性の心理を知り尽くした上で、納得できる答えを出し、粘り強く交渉を続けてくれます。

相手が離婚を拒否しても、夫であるあなたが「離婚したい」と考えるのなら、人生を無駄にしないためにも、離婚が成立するよう、必要な手続きを始めましょう。

妻との離婚を100%成立させるための離婚理由

妻との離婚を成立させるための「離婚理由」ですが、下の条件に当てはまれば、法的に「離婚理由」として認められます。

離婚理由として認められる事柄
性格の不一致 婚姻関係が破綻するほどの性格の不一致、婚姻を継続しがたい理由がある
性生活が不能、拒否、性的異常 配偶者との夜の生活が成立しない、配偶者に性的異常が見られる
勤労意欲の欠如 配偶者が怠惰で真面目に働かない
アルコール中毒、薬物中毒、難病等 中毒症状、精神病などにより婚姻関係が破綻している
親族との不和 配偶者と親族の中が悪く、円満な夫婦関係の成立に努めようとしない
過度な宗教活動 夫婦の一方が過度な宗教活動を行い婚姻関係が破綻している
暴行・虐待 配偶者から暴行や虐待を受けている
犯罪・服役 配偶者の犯罪・服役によって名誉を傷付けられた、家族の生活が困難になった

これ以外にも、婚姻を継続しがたい理由があれば、申し立てにより「離婚事由」として認められる可能性があります。個別のケースについては、離婚弁護士など法律の専門家に相談をしてみましょう。

妻が親権を放棄した場合の対処法

妻が子育てを放棄している、親権を放棄しているような場合には、夫が親権を取り子どもを育てることができます。

夫婦喧嘩、ふさぎ込む子供

父親が親権を取るのは、大変なことですが(仕事と子育てを両立させる必要があるので)子どもが健やかに成長するためには、子どものことを第一に考え、親権者としてふさわしいサポートができる者が「親権」を取ってください。

なお、父親が親権を取る方法や、妻が親権を渡さない場合の対処法については、以下の記事が参考になります(妻の育児放棄が原因で、離婚を検討中の男性におすすめ)。

まとめ|離婚の争点となる慰謝料、親権、養育費の問題は離婚弁護士に相談しよう

ここまで「妻に離婚を受け入れてもらう」方法について説明をしましたが、最終的には、離婚弁護士を間に挟み、こちらにとって有利な条件で交渉を進めて行きましょう。

離婚話を円滑に進めるためには、早い段階で離婚弁護士を間に立てて、相手側との交渉を一任してしまうことです。離婚弁護士が味方につけば、難しい妻との交渉はもちろん、慰謝料・親権・養育費などの問題もスムーズに進められます。

またこちら(夫)が、妻と直接話をする必要が無くなり、冷静に協議ができるので、最短期間での離婚成立が目指せます。妻に「離婚を切り出すのが難しい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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