離婚話を有利に進めるための【5つのポイント】

離婚話を有利に進めるには

【ポイント1】「離婚準備ノート」を作成する

離婚協議に必要なことをノートに書き、整理しておく

まずは「離婚準備ノート」を作り、どのようにして離婚を考えるに至ったか、離婚にあたって何を希望するかなどを書き出しましょう。離婚に向けて相手と話し合いをするのは、最後の仕上げと思ってかまいません。

もしもまだ相手に対して離婚を切り出していないとしたら、離婚したい気持ちを伝えることも、まだやめておいた方が賢明です。自分に離婚の意思があることが相手にわかってしまうと、相手が警戒して、証拠隠しなどの手段に出てくる可能性があるからです。

「三下り半をつきつけてやりたい!」という気持ちは十分にわかりますが、自分と家族の将来に向けて、ここはグッと我慢をしましょう。それでも腹の虫が治まらない場合は、「いまここで自分が準備に専念すれば、後で本物の三下り半がつきつけられる!」と思えば、気持ちも抑えられるでしょう。

ただし、こうして準備を行えるのは、あくまで夫婦が1対1で話し合える状況に限ります。DVなどの特別な理由があり、身体的・精神的に被害を受けている場合は、準備をしている余裕などないでしょう。そのときは、一刻も早く弁護士に相談することをお勧めします。

離婚準備ノートに記載する内容は?

① 相手と出会ってから結婚に至るまでの経緯

結婚のいきさつと離婚との間に関連性がなければ、簡単に経緯を記載し、関連性があれば具体的に書き出します。

② 離婚を考えるようになったきっかけ

婚姻を継続し難い事情を、具体的に書き出します。「○年○月、○○株式会社に入社。新人研修を通じて夫と知り合い…」というように、時系列にまとめておきます。

③ 現在の生活状況

相手に問題となる言動があれば、具体的に書き出します。

④ 二人の共有財産

婚姻中に築いた共有財産は、離婚時には折半が基本です。思いつくものをすべてリストアップしましょう。

プラスの財産 住宅や土地などの不動産・自動車・貴金属・家具・退職金・年金・満期保険金・婚姻費用(別居していた場合)・第三者名義または法人名義の財産・営業用の財産(夫婦で事業をしていた場合)
マイナスの財産 住宅ローン・自動車ローン・消費者金融からの借り入れなど
⑤ 離婚に際して要求すること

「親権がほしい」「慰謝料は200万円」など、要求項目をすべてリストアップします。

離婚条件として考えられるもの 慰謝料・財産分与・養育費・親権・面会交流など
⑥ 証拠

相手に不倫や暴力などの行為がある場合は、慰謝料などの交渉のために「証拠」が必要になります。「○月○日 ○○ホテルに夫と浮気相手が宿泊。その日の朝、主と浮気相手との間にメールのやりとりがあり、…」というように、時系列でメモをとっておきます。

証拠となる可能性があるもの ビデオ映像・録音した音声・写真・メール・領収書など

⑦ 相手の収入

慰謝料や養育費などを要求する場合は、相手の収入がいくらかを把握しておく必要があります。給与明細があればそれをノートに添付し、なければ役所で所得証明をもらいましょう。自営業者の場合は所得証明のほかに確定申告書でも収入を把握できますが、その数字が実質の収入かどうか定かでないのが、交渉をするうえで難しい点です。

【ポイント2】「弁護士」に相談する

プロの目からのアドバイスは、大いに役立つ

離婚準備ノートがある程度まとまった段階で、一度弁護士に相談してみることをお勧めします。当サイトで離婚に強い弁護士を検索し、自宅や職場になるべく近く、親身に相談に乗ってくれる弁護士を探しましょう。一人だけではなく、何人か相談してみると見識も広がります。プロの目でのアドバイスは、離婚協議を有利に進めるために大いに役立ちます。

「準備ノートを作るのが難しい」という場合は、手ぶらで相談に行っても問題はありません。ただし相談する時間の長さによって相談料が変わるので、なるべく短時間に密度濃く相談できるよう、工夫した方が良いでしょう。30分~1時間の無料相談を行っている弁護士事務所もあります。

弁護士に私生活を知られることを恐れず、離婚問題の解決に全力を

離婚準備ノートを事前に作成しておくと、離婚に臨む自分の気持ちがはっきりし、離婚協議を進めるうえで有力な材料となります。弁護士に相談するときにこのノートを提出すれば、離婚に向かう真摯な姿勢に弁護士も共鳴し、より解決に力を注いでくれるでしょう。

「こんなに深い内容まで弁護士に知られたら、自分のプライバシーが丸裸にされてしまう」と思って躊躇してしまう人もいるのですが、それは安心してください。弁護士には守秘義務があり、個人のプライバシーに関するものを他にもらすことは、けっしてありません。それよりも、目の前にある離婚問題を本気で解決することの方が、何倍も大切なことです。

【ポイント3】話し合いは「場所選び」と「服装」に気を付ける

相手の気持ちを刺激しない配慮が大切

離婚協議のための準備が整ったら、いよいよ実際の話し合いに進みます。離婚協議をスムーズに完了するには、相手の機嫌を損ねないことも大切!ガチャガチャとした雰囲気のファミリーレストランではなく、落ち着いたシティホテルのラウンジなどを、話し合いの場に選びましょう。相手を刺激しないよう、安心感を与える服装を選ぶことも必要です。

会話をするときは、相手を尊重する気持ちを持ちながらも、言うべきことははっきりと伝えます。1回の話し合いですべてが決まることは稀なので、何回か話し合いの機会がもてるよう、くれぐれも相手の気持ちを逆なでるような行為は避けた方が賢明です。

【ポイント4】話し合いの内容を漏れなく「記録」する

会話をしながら、結果をこまめにメモに残す

離婚の話し合いをしながら、その場で決まったことを必ずメモに残しましょう(ボイスレコーダーに録音できればベスト)。夫婦であっても、離婚協議の場では一人の交渉相手です。「そんなことをしたら悪いのでは?」などと思わずに、しっかりとやるべきことをやることが大切です。

相手がフレンドリーに接してくるようであれば、それは尊重する必要がありますが、場の雰囲気に呑まれて交渉することを忘れてしまっては本末転倒です。「具体的な要求を、どこまでこちらの希望通りに決められるか」ということを常に意識し、抜けや漏れがないように話を進めましょう。

【ポイント5】離婚協議の内容を「離婚公正証書」として残す

必ず「離婚協議書」を作成し、それを「公正証書」に

離婚協議で決まった内容は、必ず「離婚協議書」として残し、それを公証役場で「公正証書」にしましょう。こうすることで、相手が約束を守らなかった場合に、法的な手段をとることができます。

たとえ離婚協議がうまくいっても、離婚公正証書を残さずに離婚してしまうと、後で何かあったときに泣き寝入りになってしまう可能性が非常に高くなります。たとえば相手が離婚後に再婚をした場合などは、子どもの養育費が支払われなくなるケースが実に多いのです。

離婚時の約束を守らない人は、守る人よりも多い

もしも主婦をしていた女性が、離婚をして子どもを引き取り、途中から養育費がもらえなくなってしまったらどうなるでしょうか?日本には養育費の不払いを法的に罰する仕組みがないので、そういうケースは頻発しています。たとえ約束を守るタイプの夫(妻)でも、離婚後に心変わりをするケースは、約束を守るケースよりも多いのです。

離婚後の自分と子どもの生活を守るために、必ず離婚協議書を作り、それを公正証書として残しておきましょう。離婚協議書だけでも法的効力はありますが、それを公正証書にすることで、揺るぎのない力を発揮します。

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