浮気に罪悪感をもたない夫を見抜く5つのポイント

相手の浮気を許すには

浮気をすると「妻に申し訳ない」と感じ、やけに家庭内サービスが良くなる夫もいれば、「浮気のひとつやふたつ、やって当然」と平気な夫もいます。前者はまだ可愛げがありますが、後者ははっきり言って性格的に許せないですね!浮気に罪悪感をもたない夫を見抜くポイントとは?

【浮気夫を見抜くポイント①】言い訳が上手

今まで乗り切ってきた自信があるから、平気で浮気ができる

何かトラブルが起こったときに、とっさに出る言い訳が上手な夫は、今まで何度もそれでピンチを切り抜けてきた可能性があります。たとえば女性とホテルに入ったことがバレても、「あ、彼女?なんか彼氏との間に揉めごとがあって、オレに相談したいって言うからさぁ。ホテルのラウンジで会ってたんだよ」などと、とっさにスルスルッと言い訳が出てくる夫は、要注意です。

この手の夫はその場を取り繕って、まんまとごまかせた経験をたくさんもっているので、「オレは浮気をしても大丈夫!絶対に妻をごまかせる」という妙な自信をもっています。浮気がバレてもごまかせるなら、「やらなきゃソンソン」といった気持ちでしょう。

【浮気夫を見抜くポイント②】物事をクールに割り切る

愛しているのは妻。でも浮気はまた別モノ

「妻は妻、浮気は浮気」と割り切って考えるタイプの夫は、すでに結婚当初から浮気を人生プランに組み込んでいるでしょう。

「妻のことはもちろん大切にする。オレがしっかり稼いで妻を養ってあげるつもりだし、何か大変なことがあれば、夫として支えてもあげる。だけど、それとこれとは別!浮気相手とは遊びだから、本気にはならないし、ましてや妻と離婚なんて夢にも思っていない。オレはただ、夜の遊びを楽しみたいだけだ」といった具合です。何とも身勝手な話ですね。

男性は女性と違って愛情がなくても肉体関係をもてるので、妻よりプロポーションが良く性欲をくすぐるような女性が目の前にいたら、この手の男性はいつでもウェルカムです。

【浮気夫を見抜くポイント③】マナーが悪い

公共のマナーを平気でやぶる人は、夫婦のマナーも破る

「タバコのポイ捨ては止めましょう」といくら言われても、車の窓から平気でタバコをポイ捨てする人がいます。また、「一列に並んでお待ちください」とアナウンスされても、平気で横から割り込んでくる人もいます。こういったタイプの夫は、浮気をしても妻に対して罪悪感をもたない可能性が濃厚です。

なぜなら、ルール破りはその人にとって当たり前であり、それで人に迷惑をかけたとしても本人はへっちゃらだからです。公共のマナーを平気で破る人は、夫婦のマナーも平気で破ってしまうでしょう。

ただし、たとえルールを破ってしまっても、そこで「やっぱり自分は悪かったな」と反省できるレベルならば、まだ浮気グセをなおせる可能性はあるかもしれません。

【浮気夫を見抜くポイント④】「浮気は男の甲斐性」と思い込んでいる

罪の意識がまったくない夫が、浮気をやめることはない

「浮気は男の甲斐性」「女遊びは芸の肥やし」「不倫は文化」こんな言葉は、もはや今の時代には死語といってもいいのですが、それをいまだに通用すると思っている時代錯誤の夫も少数派ながらいます。

周囲に「男は浮気のひとつもできないようじゃ、大きな仕事はできないよ」と言われて育ってしまった場合、そう思い込んでしまうのも無理はありません。本人のせいではなく、親や周囲の間違った考えに影響されてしまったのですから、妻としても怒りのやり場がないというものです。

この手の考えをもっている夫に、浮気の罪悪感をもたせるというのは、至難の業かもしれません。すでにその考えが時代遅れなんだということを、本人が思い知らされない限り、「浮気は甲斐性」と思ったまま不貞行為をし続けるでしょう。

浮気は男の甲斐性だと思う男性は17.3%

「しらべぇ」が全国の20代~60代の男性675名に「男の浮気は甲斐性だと思うか?」という調査をしたところ、17.3%とおよそ6人に1人が「はい」と答えています。年齢的には60代が最も多く20.4%。最も低いのは20代で10.3%と、2倍近い開きがあります。浮気を男の甲斐性だと思う人は、着実に減ってきているということでしょう。

江戸時代の頃は、歌舞伎役者や落語家が浮名を流すのは、“粋なこと”と言われていました。今でこそ歌舞伎役者の奥様が「うちには芸の肥やしはありません」と発言しても誰もが受け入れますが、当時は男性の浮気をポジティブに認める文化が、確かにあったのですね。

【浮気夫を見抜くポイント⑤】思いやりがない

妻が夫の浮気に泣き悲しんでも、何も思わない

そもそも人に対する思いやりがない夫は、浮気をして妻を苦しめることなど、平気でやってしまいます。たとえ妻が夫の浮気に泣き悲しんでも、「これ以上妻を苦しめちゃいけない」という、人としての優しい心が沸き上がらないのです。

人の心の痛みがわからないので、「オレは働いて妻を養ってやっているんだ。浮気ぐらいで文句は言わせない」といった冷酷な態度を、取り続けることができるのでしょう。

浮気に罪悪感をもたないのは、実は男性よりも女性に多い

浮気ではなく「本気」になってしまうから、自分を正当化できる

今まで浮気に罪悪感をもたない夫の話をしてきましたが、実は浮気に罪悪感をもたないのは、男性よりも女性の方が多いのです。なぜかというと、女性は男性のように肉体関係だけを求めることはなく、心底本気で愛してしまう傾向にあります。

そのため、本気で好きな人と一緒にいることに対しては、あまり罪悪感を覚えないのです。むしろ、夫に対しては「何の魅力もなく、妻から愛してもらえないかわいそうな人」という、憐憫の感情すらもっているでしょう。

こうやって浮気相手にのめりこんでしまう女性は、「もしも彼がその気なら、二人で駆け落ちをしてもいい」とまで思い詰めてしまうことがあります。そうなってしまうともう、妻の心の中には、夫の存在はまったくありません。妻が心に描くのは、夫への罪悪感ではなく、浮気相手との幸せな未来だけです。

女性は子どもを産むという性をもっているので、心の中には常に「たった一人の愛する人」しか存在しません。好きな人ができたら、それまで関係を持った人の情報はすでに消去され、思い出すことすらないでしょう。女性がもし愛のない浮気をできたら、子どもができたときに誰の子かわからなくなってしまうので、神様がこのように仕組んだのかもしれません。この時点で夫はもはや、“婚姻関係がある人”というだけで、妻にとってはすでに過去の人なのです。

「妻に申し訳ない」と罪悪感にさいなまれる夫

その点男性は、たとえ外で浮気をしても、「オレはいけないことをしている。妻に申し訳ない」という罪悪感にさいなまれています。「性欲を満たすために女性と夜を共にしてしまったけれど、なんてことをしてしまったんだろう」と、浮気をしてしまった自分の愚かさを恥じるのです。

性欲だけではなく心の浮気をしたとしても、夫は過去に関係をもった女性の存在を忘れることはありません。つまり妻の存在も、心の中にしっかりとストックされているのです。浮気相手ができると新しくフォルダーが作られ、しばしそのフォルダーだけを使いますが、ふっとまた妻のフォルダーに戻っては「申し訳ない」と慙愧の念に浸ります。

今後妻の浮気が増えると、いったいどうなる?

こうした男女の心理の違いを考えると、「もしも今後女性の社会進出によって妻の浮気が増えたら、いったいどうなるだろう?」という一抹の不安もよぎります。男性と違って本気になって浮気にのめり込む妻は、夫を平気で捨てるでしょうし、浮気相手と駆け落ちするかもしれません。くれぐれもそのようなことがないよう、日頃から夫婦の絆を深めておきたいものです。

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