うつ病が原因で離婚するケースと離婚する場合の注意点

うつ病になった女性

配偶者がうつ病になったら、当初は婚姻生活を維持しようとしても、苦しくなって離婚を考えることがあります。この場合、相手のうつ病の程度によって離婚できるかどうかが変わりますし、相手が離婚に応じるか応じないかでも対応が変わります。子どもへの影響も考えないといけません。1人で悩む必要はないので、弁護士に相談しましょう。

1.うつ病の人はどのくらい?

現代の日本は「ストレス社会」などとも言われるとおり、精神的なストレス要因がとてもたくさんある中、多くの人が暮らしています。そこで、どのような人でも、うつ病などの精神疾患にかかってしまうおそれがあります。夫や妻が、うつ病になってしまうこともあるでしょうし、ときには自分がうつ病になることもあります。実際、うつ病の人はどのくらいいるのでしょうか?

厚生労働省の発表によると、平成8年の時点では、精神疾患全体では218.1万人、うつ病の患者は43.3万人でしたが、平成23年になると、精神疾患全体が320.1万人、うつ病患者95.8万人にまで増加しています。このように、うつ病の人は増加傾向にあり、今後も増えていくことが予想されます。近年、会社でのストレスチェック義務化やメンタルヘルス対策なども急がれていますが、そうはいってもうつ病を効果的に減少させる効果が出るのは、相当先になるでしょう。

うつ病は、決して他人ごとではありません。配偶者が最近元気がないな、と感じていたら、実はうつ病になっていた、ということも十分考えられます。

2.夫がうつ病になった体験談

ある日突然夫がうつ病になっているとわかったら、どんな風になってしまうのでしょうか?ここで、夫のうつ病が原因で離婚をしたAさん(30代 女性)のお話を聞いてみましょう。

2-1.Aさんのケース

私は、22歳のときに結婚しました。夫とは恋愛結婚で、夫はそこそこ有名なメーカーのサラリーマンで真面目な性格でしたし、夫婦関係にまったく問題はありませんでした。そのうち子どもができて、女の子が生まれました。

夫が突然うつ病に!

ところが、結婚して7年くらい経ったとき、夫の様子が少しずつ変わり始めました。それまで快活だったのに、家でもほとんどしゃべらなくなり、あんなにかわいがっていた子どもの相手もしなくなりました。それどころか、子どもがかまってほしくて夫に近づくと、夫は子どもをはねのけたので、それ以降子どもは夫を恐れて近寄らなくなってしまいました。私は、当初夫が不倫でもしているのかと思いましたが、どうも様子がおかしいのでよくよく見ていたら、夫はときどき「何のために生きているんだろう」「死にたい…」などと言っているのです。表情もほとんどなくなっていて、私は、これは絶対におかしいと思いました。そして、夫と一緒にメンタルクリニックに行くと、「うつ病」と診断されました。

すぐに会社に連絡を入れて、仕事をしばらく軽くしてもらうようにお願いしました。そして、薬などを飲みながら治療を続けることになりました。しかし、夫の状態はなかなか良くならず、気分にむらも大きくて、突然脈絡もなくいろいろなことを話したかと思ったら、黙り込んで部屋にこもって寝たきりになってしまうこともあり、私たちは振り回されました。また被害妄想も強くて、「君だって僕なんかと結婚したのが間違いだと思っているだろう」などと言って私を責めてくるので、辛かったです。

生活ができなくなって、実家に戻りました

夫は仕事を軽くしてもらったり休業したりしながら何とか会社を辞めずにいたのですが、それもいよいよ厳しくなって、ついに仕事を辞めてしまいました。すると、収入がなくなったので、私たちは生活していけなくなり、私は子どもを連れて実家に帰るしかありませんでした。

親は、「早く離婚した方がいい。〇〇(子どもの名前)のためにも早く離婚しなさい」と言うので、私も迷いましたが、最終的にはそれしかないのかな、と思い、夫に離婚の意思を伝えました。夫も実家に戻っていたのですが、私が離婚を告げると夫の親が怒って「そんなことを言わないでくれ!病気がひどくなる!」と言ってきました。

離婚調停でようやく離婚しました

私は、実家の両親とも相談をして、離婚調停をすることに決めました。そして、家庭裁判所に離婚調停を申し立てて、調停委員を介して話し合いをしました。夫は弁護士を立てたみたいで(私も弁護士に依頼したのですが)、弁護士の意見も交えた話合いになりました。夫は最初、私に対して慰謝料を求めたり、子どもの親権を主張したりしたのですが、慰謝料の支払い原因はありませんでしたし、夫が子供を育てられないのは明らかだったので、私が親権者になり、離婚をしました。財産はほとんどなかったので、財産分与もありませんでした。

今は、実家から出て子どもと二人で暮らしています。夫とはあの後音信不通になってしまったので、今どこでどうしているのかまったくわかりません。子どもには、「お父さんは遠くで活躍している。今は忙しくて会えないけれど、いつか会えるといいね」などと説明しています。

3.配偶者がうつ病になったら

配偶者がうつ病になったら、どういったことを考えて、どんなステップで物事が進んでいくものでしょうか?以下で順序を追って、見てみましょう。

3-1.まずは、治療のための努力をしよう

相手がうつ病になっても、普通は、いきなり「離婚したい」とは思わないでしょう。何とか治ってもらい、一緒にやり直すことを考えるはずです。特に子どもがいる場合などには、相手がうつ病になったからといってすぐに離婚すると影響が大きすぎます。そこで、配偶者の様子が普段と違うと感じたら、まずは一緒に心療内科や精神科に行きましょう。そこで医師の指導を受けて、仕事も減らしてもらうなどして、治療を続けることが大切です。

精神疾患は、薬を飲んだからと言って急に治るものではないので、ある程度気長に構えることが大切です。このようにして、徐々に緩解していけば、うつ病を原因に離婚する必要はありませんし、この問題を二人で乗り越えることができます。

また、うつ病の相手を見捨てずに治療に協力をすることは、将来離婚をするとしても必要なステップです。精神病の相手との離婚を裁判所に認めてもらうには、それまで十分に配偶者のためのケアを尽くしてきたことが必要になるためです。

3-2.どうしても無理なとき、はじめて離婚を考える

相手がうつ病になったとき、どんなに手を尽くしても状態が良くならないこともあります。

それだけではなく、夫が仕事を辞めて収入がなくなり、家族が困窮してしまったり、夫の気分の浮き沈みが激しいので子どもがおびえて様子がおかしくなったりすることもあります。明るかった子どもがまったくしゃべらなくなり、おねしょをしてしまうようになったり学校で問題を起こしてしまったりすることもあります。また、相手が自殺未遂を繰り返すため、そのたび対応に追われて疲れ果ててしまうこともあります。このように、生活に支障が大きくなってきたら、離婚を考え始めることが多いです。

離婚をしたい場合には、うつ病の相手と離婚の話し合いをしなければならないので、普通の離婚のケースとは異なる配慮が必要です。相手がまともに話合いができる状態で、離婚や離婚条件について合意ができたら、離婚届を作成して役所に提出し、離婚をすることができます。そうでない場合、別居や調停、訴訟などの手続きが必要になるケースもあります。

3-3.相手を見捨てるようで、踏ん切りがつかないケースもある

相手がうつ病になったら、まずは一緒にやっていくことを考えて、それでもダメなら離婚の話を進める、というのが普通ですが、本来離婚した方が良いケースであっても、離婚の踏ん切りがつかないことも多いです。相手がうつ病の場合、不貞やギャンブル、DVがあった事案とは異なり、相手自身が悪いわけではありません。相手を憎むことは難しいですし、「病気さえ治ってくれたらやり直せるのに」という思いを抱くことも多いです。また、病気の相手に対し離婚をつきつけることは、まるで自分が相手を見捨てるように感じて罪悪感にさいなまれることもあります。

こうしたケースでは、「何が正しい」という判断が非常に難しいです。実際に、我慢することによって乗り越えられる例もありますが、離婚をしてしまったことで、かえってお互いがすっきりして別の人生を歩み出せる例もあります。そこで、相手がうつ病になったときには、自分一人で抱え込まずに第三者の意見を聞くことが非常に重要です。

自分は相手を見捨てるようで「冷たい人間だ」と感じてどうしたらいいかわからないとき、「あなたはもう十分がんばったから、別の人生を考えるといいよ」「離婚することが、むしろ子どものためになるよ」と後押ししてくれる意見があったら、肩の荷が下りて気持ちもとても軽くなるものです。1人で抱え込んで悩んでいるのは、最も良くない対処方法です。

4.相手がうつ病になると、どんな問題があるのか?

それでは、配偶者がうつ病になったら、家族や夫婦の生活にどんな問題が起こるのでしょうか?以下でよくある例を紹介します。

4-1.治療の負担と闘病生活の困難

まず、うつ病の配偶者と暮らしていくためには、治療を継続しなければなりません。どのような病気にも言えることですが、闘病生活は大変なものです。とくにうつ病の場合、本人の気分が沈みきっていることが多いので、自宅にいたら引きこもって寝たままになったり食事もしなかったりするので、家の雰囲気は暗くなります。医師から薬を処方されてもきちんと飲まず、治療意欲があるのか?と疑問を持ってしまう例もあります。しかし、あまり相手を責めると「死にたい。君も僕が死んだ方がいいと思っているんだろう。」などと言われるので、あまり強く言うことはできません。

周囲からは、簡単に「見守ってあげて」などと言われますが、それは言葉で言うほど簡単なことではないのです。

4-2.自殺未遂をされる心配と負担

うつ病の人は、自殺衝動を持っていることが多いです。自殺念慮があまり酷かったら病院に入院させることもありますが、いつまでも入院させられることもできませんし、入院先の病院を探すのも大変です。そこで、家で一人で置いていることになりますが、そうすると自殺未遂してしまうことがあります。こうしたことが何度も繰り返されて、対応に追われているうちに、配偶者の方が疲弊してしまうのです。

相手を1人にしておいたら自殺未遂するからといって、常に相手と一緒にいて見張っていることなども非現実的です。こうした相手への対応が徐々に負担となって、だんだんと離婚を考えるようになります。

4-3.子どもの様子がおかしくなる

相手がうつ病になると、態度がおかしくなり、子どもに対してかまわなくなったり子どもを邪険に扱ったりするようになる例があります。子どもにとっては、どうして父親(母親)が急に変わってしまったのかがわからず戸惑います。自分が何か悪いことをしたのかと思い、自分を責める子どもも多いです。

また、家族にうつ病の人がいると、家の中の雰囲気自体が変わってしまいます。周囲は本人に対して気を遣いますが、本人はふさぎ込んで寝ていたりするだけです。ときどき大きな声を出すことなどもありますが、周囲にしてみると「びくっ」とするだけです。こんな張り詰めた中で暮らしていたら、子どももおかしくなって当然です。精神的に不安定になって子ども自身が話をしなくなったり友達と遊ばなくなったり、ある程度大きな子どもがおもらしやおねしょをしてしまったりする例もあります。

4-4.夫婦生活がなくなる

夫婦がつながりを確認するためには、夜の夫婦生活は大切です。しかし、配偶者がうつ病になった場合、こうしたつながりも持てなくなることが多いです。特に年が若い夫婦などの場合、夫婦生活がなくなることで、大きなストレスを感じることがあるでしょう。

4-5.収入がなくなる

相手がうつ病になって困るのは、やはりなんと言っても収入が無くなったり減ったりすることでしょう。相手がサラリーマンの場合、会社の規定にもよりますが、会社に医師の診断書を提出したら、しばらく軽い仕事に代えてもらえたり、休業させてもらえたりすることが多いです。ただし、その場合、給料は減らされることもあります。また、休業が長期間に及ぶと、会社での継続雇用が難しくなり、退職せざるを得なくなってくることもあります。すると、その後は収入が途絶えてしまいます。うつ病が酷い場合、再就職も難しいので、家族が困窮してしまいます。

妻が働いて家を支えようとする例もありますが、そうなると、妻は仕事と夫の看病と子育てと家事のすべてを一身に抱え込まないといけないので、かかる負担があまりに大きすぎます。このような状況が続いたら、むしろ妻の方が倒れてしまうでしょう。

また、夫が自営業者の場合には、事態はさらに深刻です。サラリーマンのような地位の保証や賃金の保証がないので、仕事をしなければすぐに収入が途絶えますし、雇用保険もないため、仕事を失ったら即無収入状態となります。

相手がうつ病で離婚を考えてしまったら、弁護士に相談しよう!

このように、相手がうつ病になってしまったら、それまで通りに家庭生活を続けていくことは非常に難しくなります。ただでさえ困難な治療を続けていかなければなりませんし、小さな子どもがいるなら子どもへの影響も心配です。収入が途絶えてしまったら、家族が生活していくことすら難しくなります。かといって、離婚への踏ん切りもつきにくいことが問題です。うつ病の相手を見捨てるようで罪悪感が強く、離婚できない例も多いです。

そこで、相手がうつ病で離婚を考えたら、公正な第三者の意見を聞くべきです。

このとき、おすすめなのは、弁護士です。弁護士の中でも離婚問題に力を入れている弁護士は、多くの離婚事案を見てきているので、ケースに応じたもっとも適切なアドバイスをしてくれます。また、うつ病の配偶者を持つ人の悩みも理解できるので、気持ちにより添って話を聞いてくれるので、とても気持ちが楽になります。今まで人に言えずに1人で悩んでいたことを、すべて打ち明けて聞いてもらいましょう。配偶者がうつ病になって悩んでいるなら、まずは弁護士に相談することが、前に進むための第一歩となります。

5.相手のうつ病が原因で離婚すべきタイミングとは?

離婚するタイミング

配偶者がうつ病になったとき、離婚しようかどうか迷ってしまうのが普通です。「本当に後悔しない?」「治るかもしれない」「子どものためにももう少しがんばった方が良いのでは?」など、考えることはとてもたくさんあります。相手のうつ病が原因で「離婚すべきタイミング」は、いつなのでしょうか?以下で、代表的なものを紹介します。

5-1.収入が途絶えて家族が生活できないとき

まず、経済的な問題で、家族の生活ができなくなったときです。うつ病の配偶者が一家の大黒柱で会ったケースでは、相手がうつ病にかかることにより、仕事ができなくなって収入が途絶える例があります。完全に途絶えなくても、最低限の収入しかなくなって生活費が足りなくなることがあるでしょう。こうしたとき、借金してまで家族生活を維持するべきではありません。借金をすると、結局返済ができなくなって、さらに状況が悪くなるだけだからです。返済の目処が立たないのに借金をしても、首を絞めるだけです。

また、自分が働くことによって支えられる場合、可能な範囲ならかまいませんが、無理をするのは禁物です。相手の収入が途絶えたことで離婚、というと、なんだかお金目当てで相手と一緒にいたようで気持ちが悪いと思うかもしれませんが、そのような考えをする必要もありません。夫婦は助け合うのが当然で、今まで夫が働いて収入を得て、妻が家事育児をして家を守る、と言う形ができあがっていたところ、その均衡が壊れたので生活が破綻した、というだけのことです。

生活が崩壊して家族全体が路頭に迷うくらいなら、早めに見切りをつけて離婚する方が、みんなのためになります。

5-2.子どもの様子がおかしくなったとき

親の不調は、子どもにも大きな影響を与えます。子どもは、親が思っている以上に周囲をよく見ていますし、状況を把握しているものです。親が不仲になったら、どれだけ繕っていてもすぐに気づきますし、親がうつ病で会社に行かなくなって家に閉じこもっていたら、異変にはすぐに気づきます。親を元気づけようとしてうつ病の親に甘えていくことなどもありますが、うつ病の本人には子どもをかまう余裕がないので、子どもを邪険に扱い、子どもが傷ついてしまいます。親の様子がおかしくなったことは自分のせいだと思い込んで、自分を責めて苦しんでしまう子どももいます。そして、子どもは、こうした不安を口に出すことができないので、おねしょなどの行動に表れてしまいます。

夫がうつ病になったら、どうしても夫ばかりに関心が向かいがちですが、子どもの方にも目を向けることが大切です。子どもが、以前は明るかったのに無口になっていないか、食欲がなくなっていないか、急におねしょなどしていないか、チック症状などが出ていないかなどを見て、もし異変があるなら、離婚を視野に入れた方が良いタイミングかもしれません。

5-3.自分がおかしくなりそうなとき

うつ病の配偶者がいると、毎日が大変です。相手1人に家計を頼ることができないので、自分も働きに出ることが多いですが、「仕事も相手の看病も家事も育児も全部自分一人でやらなきゃ!」という状況になったら、長続きしないのが当然です。無理をすると、結局自分も倒れてしまいますし、自分も同じようにうつ病などになってしまう可能性もあります。いったんうつ病になったら、たとえ離婚をしたとしても、その後精神病を抱えて生きていかないといけませんし、子どもに対する悪影響もより大きくなります。

そこで、相手がうつ病になり、いろいろと「疲れたな…」と感じたら、無理をしないで離婚を考えるべきタイミングかもしれません。

5-4.弁護士に相談して意見を聞く

自分一人で離婚すべきかどうか決められないなら、弁護士に相談に行って、意見を聞きましょう。弁護士だからと言って、「離婚しましょう」と進めてくるものではありません。むしろ、本人が「離婚したいです!」と言って相談に行っても「もう少しがんばってみては?」というアドバイスをくれる弁護士も多いのです。そこで、「弁護士なんかに相談に行ったら離婚を急かされるだけだ」、と思って心配する必要はありません。また、弁護士には守秘義務があるので、話した内容が外に漏れるおそれもありません。

離婚すべきタイミングかどうかがわからないとき、「限界かも」と思ったとき、まずは弁護士に相談に行くと、気持ちが楽になって、進むべき道が見えてきます。

6.うつ病は離婚原因になるのか?

うつ病の相手と離婚することに決めたら、具体的に離婚に向けて手続きを進めていかなければなりません。日本では、夫婦が話合いによって離婚をする場合には離婚理由は不要ですが、相手が離婚に応じてくれない場合には、裁判によって離婚をしなければなりません。その際「裁判上の離婚原因」が必要です。うつ病は、こうした離婚理由になるのでしょうか?以下で、見てみましょう。

6-1.裁判上の離婚原因は?

まずは、裁判上の離婚原因としてどのようなものがあるのかを紹介します。具体的には、以下の5つです。

  • 不貞(不倫)

不貞があると離婚することができますが、相手がうつ病の場合、不倫していることは少ないでしょう。この理由で離婚することは困難です。

  • 悪意の遺棄

悪意の遺棄とは、悪意をもって相手を見捨てることです。典型例は生活費を渡さないことです。相手がうつ病の場合、相手が働けなくなって生活費が足りなくなることも多いですが、それは相手が悪意をもって配偶者を見捨てたのではなく、病気によってやむを得ないことです。やはりこの理由によって離婚が認められる可能性もありません。

  • 3年以上の生死不明

うつ病の場合、この事由に該当しないことは明らかです。

  • 回復しがたい精神病

相手がうつ病の場合、問題になるのはこの「回復しがたい精神病」でしょう。この要件に該当するかどうかについては、項目を分けて詳しく説明します。

  • その他婚姻を継続し難い重大な事由

これは、上記の4つの離婚事由に直接該当しなくても、それに準じる重大な事由がある場合に離婚が認められる場合です。相手がうつ病の場合、この事由が認められることによって離婚ができる例も多いです。これについても、項目を分けて説明します。

6-2.回復しがたい精神病とは?

それでは、うつ病は裁判上の離婚原因である「回復しがたい精神病」に該当するのでしょうか?回復しがたい精神病とはどのようなものかを確認します。

これは、将来にわたって回復する見込みのない重大な精神病です。具体的には、統合失調症や若年性認知症、躁うつ病や偏執病などで程度が重いものが該当します。反対に、ノイローゼやアルコール依存症、薬物依存症などは該当しないとされています。

それでは、うつ病はどちらになるのでしょうか?うつ病は、適切な治療をすれば治ることも多い病気です。そこで、うつ病=回復しがたい精神病と評価してもらうことは困難です。ただ、長期間治療を継続しても回復の見込みが立たず、程度も酷くて自殺未遂を繰り返している場合、普通のコミュニケーションもとれず惚けたような状態が続いている場合などには、あるいは回復しがたい精神病と認めてもらえる可能性もあります。

6-3.強度のうつ病なら、離婚できるのか?

それでは、相手のうつ病が強度で回復の見込みが立たない場合、常に離婚が認められるのでしょうか?

実は、回復しがたい精神病の場合、それだけでは離婚が認められないことが普通なので、注意が必要です。この場合、病気の要件に足して、以下の2つの要件が必要となります。

  • それまで、配偶者の回復のために協力し、婚姻生活の継続のために努力を尽くしてきたこと
  • 精神病の配偶者の離婚後の生活保障があること

つまり、相手が回復しがたい強度なうつ病であったとしても、まずは相手の治療のために力を尽くし、家庭を維持するために努力をすることが必要です。たとえば、相手を病院に連れて行って適切な治療を受けさせること、家でもできるだけのケアをしていた事情などがないと離婚できません。手を尽くしてもどうしても婚姻の継続ができないという場合において、ようやく離婚が認められます。

また、離婚後にうつ病の配偶者が生活に困らないことも重要です。離婚されたら相手の生活の目処が立っていない場合、裁判をしても離婚が認められにくいです。たとえば、相手が実家に帰って生活ができる場合、障害者年金をもらって何とか自活していける場合などには、離婚が認められる可能性があります。

6-4.その他婚姻を継続し難い重大な事由で離婚できる場合

うつ病の配偶者と離婚をするとき「その他婚姻を継続し難い重大な事由」によって離婚が認められるケースもありますが、この要件は抽象的なので、実際にどんなケースなのかがイメージしにくいことが多いでしょう。具体的にはどんな例があるのでしょうか?このとき、キーポイントとなるのは、別居期間と夫婦のお互いの意思です。

別居期間が長いと離婚しやすい

まず、別居期間が長期に及んでいたら、離婚が認められやすいです。たとえば、もともとの別居原因があいてのうつ病であったとしても、別居期間が5年や10年になると、離婚しやすくなってきます。

夫婦にやり直す医師がなければ離婚しやすい

また、夫婦のお互いの意思も重要です。夫婦がお互いにやり直す意思を持たない場合には、離婚が認められやすいです。うつ病の相手は、「やり直したい」という前向きな希望を持たないことも多いので、離婚すること自体はさほど難しくない例も多いです。

以上のように、うつ病の相手との離婚が認められやすい例は

  • 長期間別居状態が続いていて、夫婦がお互いやり直す意思を持たないとき

です。夫婦にやり直す意思がないなら、別居期間が1年や2年などであっても離婚できることはあります。

相手がうつ病で離婚できるかどうかがわからないなら、弁護士に聞いてみよう

相手がうつ病の場合、そもそも離婚して良いのかどうかタイミングに迷ってしまうことも多いですが、実際に離婚すると決めても、必ずしも離婚できるとは限りません。特に、相手が離婚に応じてくれないなら、法律上の離婚原因がないと離婚することができないのです。このような事由があるかどうかについては、自分で判断することができないことが多いでしょう。今すぐ離婚できない場合には、別居期間をおくなどして、離婚に向けて準備を進める必要もあります。

そこで、相手と離婚したいのであれば、弁護士に相談して適切なアドバイスをもらいましょう。そもそも「離婚すべきかどうか」についても助言をもらえますし、「離婚するためにはどうしたらいいか」も教えてくれるので、とても助かります。一人で悩んでいても解決にはつながらないので、まずは離婚問題に強い弁護士に相談するところから始めましょう。

7.相手がうつ病のときの離婚の進め方

離婚に向けた協議

それでは、相手がうつ病の場合、どのような手順で離婚をすすめたら良いのでしょうか?以下でその段取りを説明します。

7-1.まずは証拠を集める

どのようなケースでも言えることですが、離婚をすすめるときには、証拠を集めることが大切です。相手のうつ病が原因で離婚したいなら、相手が病気であることの証明のため、診断書や診療報酬の明細書、領収証、薬代の領収証などがあると良いです。会社に提出した休業の申請書の写しや会社からもらった書類、減給があったらそれを証明するために、以前と以後の給与明細書や源泉徴収票なども必要です。

このような資料は、離婚交渉を始めてしまうと集められなくなることも多いので、事前にすべてコピーをとっておきましょう。

7-2.協議離婚の話合いをする

相手と離婚をするときには、協議離婚の話合いをすることから始めます。うつ病の相手に対して「離婚したい」と言うと、相手の調子が悪くなってしばらく大変になることがありますし、なかなか切り出しにくいことも多いですが、いつかは言わないといけないことなので、勇気を持って切り出しましょう。相手が離婚に応じてくれる場合には、話し合って離婚条件を決めましょう。未成年の子どもがいるなら子どもの親権と養育費を決めなければなりません。夫婦に共有財産があれば財産分与もしなければなりません。

また、相手がうつ病の場合、離婚後の相手の生活も考えなければなりません。実家に帰ることができる環境であればそれが最も良いでしょうけれど、それができない人は、自活していかなければならないので大変です。ときには、相手の離婚後の生活保障のため、財産を渡さないといけないこともあるでしょう。

相手のうつ病が原因で離婚する場合、こちらは必死でがんばってきていることが多いので、本当なら相手から慰謝料や解決金を払ってほしいところですが、そういったことはなかなか難しいことが多いです。

7-3.うつ病では、協議離婚が難しいことがある

相手がうつ病の場合、夫婦がお互いに話し合いをしても、合意ができないことは多いです。うつ病の相手は、離婚と言われただけで非常に気分が落ち込んで話など全くできなくなることもありますし、話し合いをしても条件が整わないことも多いからです。うつ病の本人にしてみたら、離婚されることでますます見捨てられたという気持ちになりますし、「離婚したくない」と言い出す人もいます。

反対に、これまで必死で看護してきた配偶者の側からすると、離婚の話合いをきっかけにして、これまでのストレスや不満が一気に噴き出して、「慰謝料を支払ってほしい」「財産は全部ほしい」などと言い出してしまいます。すると、当然双方の意見が合わず、話合いは成立しません。

7-4.別居して、離婚調停を申し立てる

夫婦が自分たちで話をしても合意ができない場合や、そもそも相手に離婚を切り出すことができずに離婚の話合いすら始められない場合には、離婚調停を利用して離婚の話し合いをしましょう。そのためには、まずは別居をすることをおすすめします。うつ病の相手と同居していると、いつ何時自殺未遂などをされるかもわからないですし、どのような行動に出られるかわからないので、離婚調停どころではなくなってしまうことがあるためです。相手と離れて暮らしていたら、とりあえず自分のペースで生活ができるので、調停をすすめていくことができます。

離婚調停を申し立てたとき、相手の調子がそこそこ良ければ、相手自身が家庭裁判所に来て、離婚の話合いをすることができるでしょう。調停では、調停委員が間に入ってくれるので、相手と直接顔を合わせて話をする必要がありませんし、相手を直接説得する必要がないので、とても気が楽ですし、話も進みやすくなります。

調停で、お互いに離婚することと離婚条件についての合意ができたら、調停が成立して離婚をすることができます。

7-5.調停でも話ができないなら、裁判で離婚を認めてもらう

離婚調停は、話合いの手続きなので、調停が成立するためには夫婦の意見が一致する必要があります。しかし、相手がうつ病の場合、言っていることがコロコロ変わったりすることもあり、調停による合意が難しくなることも多いです。その場合、調停での解決が困難になるため、離婚訴訟によって離婚を認めてもらう必要があります。

離婚訴訟では、「裁判上の離婚原因」がないと、離婚を認めてもらうことができません。相手のうつ病を回復しがたい精神病として認めてもらえたり、相手も婚姻継続する意欲がなくその他婚姻を継続し難い重大な事由があったりする場合などには、判決によって離婚することができます。

裁判上の和解で解決できることも多い

また、裁判には、「和解」という手続きがあります。和解とは、訴訟の最中に、当事者が話し合いによって問題を解決する方法です。この場合、裁判官が間に入って話合いを仲介してくれますし、裁判所が和解案を提示してくれることもあります。相手がうつ病の場合、お互いに妥協をして和解をした方が良い解決につながることも多いです。いったんは離婚訴訟を提起しても、その後裁判所から和解の勧告があったら、いったんはテーブルについて、前向きに話を進めると良いでしょう。

7-6.うつ病が重症の場合、成年後見人が必要になることも!

うつ病が重症の場合、本人を相手に離婚手続きを進めることができない

相手がうつ病で重症の場合、そのままの状態では離婚の話合いができないことがあります。たとえば、相手が正常な判断能力を失っていて何も決められない状態になっていることもありますし、口をきくことができなくなっていることもあります。このような場合、相手と直接話合いをすることもできませんし、調停をすることもできません。たとえ裁判をしても、「意思能力」がないとされて、裁判をすすめることもできなくなってしまうおそれがあります。

意思能力とは、法律的な行為の意味を理解して、有効に法律行為をするために必要な能力です。うつ病の程度が酷い場合、そうした理解力、判断力がなくなっているので、一人では離婚するかどうかを決めることができないのです。こうした意思無能力の人が行った行為は無効なので、うつ病の相手に無理矢理離婚届を書かせても、離婚が無効になってしまうおそれがあります。

成年後見人を選任してもらう必要がある

意思能力の無い人と離婚をするためには「成年後見人」を選任する必要があります。成年後見人とは、本人の判断能力がないのが常になっている場合に、本人の代わりに財産を管理したり身上監護をしたりする人のことです。成年後見人が選任されたら、その人と離婚の条件を話合い、成年後見人に離婚届に署名押印してもらうことによって、協議離婚をすることができます。離婚調停のケースでも、成年後見人に出頭してもらって話合いをすることになりますし、離婚訴訟の場合でも、成年後見人を相手に訴訟を提起して、審理を進めていくことになります。

ただ、うつ病の場合に成年後見人が必要になるのは、相当重度なケースに限られるので非常にレアです。一般の普通のうつ病の人と離婚するときには、本人を相手にしていて問題はありません。

8.うつ病の相手に慰謝料請求できる?

うつ病の人と離婚するとき、慰謝料請求をすることができるのでしょうか?慰謝料が発生するのは、夫婦のどちらかに有責性がある場合です。有責性というのは、違法行為によって離婚原因を作ったことだと理解すると良いです。たとえば、不貞した場合、DVがあった場合、生活費を支払わなかった場合などに慰謝料が発生します。

8-1.相手に慰謝料請求できることは少ない

しかし、相手がうつ病の場合、相手も好きでうつ病になったわけではありませんし、相手に責任はありません。そこで、相手に慰謝料を請求することは難しいのが普通です。もし、うつ病になった相手が不貞をしていたり、給料があるのにあえて渡さないなどの行為があったりした場合には、慰謝料が発生する可能性もあります。

8-2.慰謝料支払い義務はあるのか?

相手がうつ病の場合、反対に、自分が慰謝料を支払わなければならないのかも問題です。相手からは「うつ病になったのはあなたのせいなのだから、慰謝料を支払ってほしい」などと言われることもあります。これについても、基本的には発生しないと考えて良いです。夫婦の関係が正常でも相手がうつ病になることはあり、必ずしもうつ病が配偶者のせいだということにはならないからです。

ただ、配偶者の不貞やDVなどの問題行為がきっかけで相手がうつ病になった場合などには、慰謝料が発生します。

9.うつ病の相手と財産分与

うつ病の相手と離婚をするとき、財産分与がどうなるのかも問題です。財産分与については、相手がうつ病だからといって特別扱いはありません。基本的に、夫婦共有財産を洗い出して、それを2分の1ずつに分けます。裁判をしても、そのような内容の判決が出ます。

しかし、相手がうつ病で離婚後の生活保障が不安な場合などには、相手の離婚後の生活のため、多めに財産分与を渡す例があります。場合によっては、全部の財産を渡して離婚をしてもらう、というケースもあるでしょう。

反対に、夫がうつ病で長年妻に世話をかけたあげく、治らないのでいよいよ離婚する、というようなケースでは、妻に対するねぎらいの意味を込めて、妻にほとんどの財産を分与することもありますし、慰謝料代わりにすべての財産を渡すということもあります。

このように、うつ病のケースでは、財産分与に一般とは違った配慮をしたり、違った役割を求めたりすることが多いです。これらの金銭支払い方法に工夫をすることにより、上手に離婚をすすめることができることもあるので、わからないときには弁護士に相談してアドバイスを求めましょう。

10.うつ病の相手に養育費の請求ができる?

相手がうつ病の場合、子どもの養育が難しいために配偶者が子どもの親権者になることが多いですが、その場合、うつ病の相手に養育費の請求をすることができるのでしょうか?

法律上、子どもと同居していない場合、子どもの親であれば養育費を支払わなければならない制度となっています。しかし、これは、養育費の支払い者の生活が維持できることが前提です。法律も、自分の生活もできない人に対し、「借金してでも養育費を支払え」、などという考え方はしていません。養育費の支払い義務があるのは、ある程度収入がある人だけであり、養育費の金額も、その収入から支払える範囲内となります。

相手がうつ病でも、それなりに収入があるならそれに応じた養育費の支払いを請求することができますが、職を失っていて収入がないケースなどでは、支払いを受けることはできません。相手がうつ病で仕事ができなくなり、生活が破綻して離婚するケースでは、慰謝料も財産分与ももらえず、養育費の支払いも受けられない可能性があり、離婚の際に多額の給付を受けるのは難しくなることが多いです。

11.相手がうつ病の場合の親権は?

うつ病の相手と離婚する場合、子どもの親権がどうなるのかも問題ですが、これについても、うつ病の程度によります。

相手のうつ病の程度が酷く、子どもを到底養育できない場合には、相手が親権を主張しても認められませんので、自分が子どもの親権者になることができます。また、相手がうつ病の場合、そもそも相手は親権を主張しないことも多いです。

これに対し、相手のうつ病の程度が軽い場合には、必ずしも親権者になれないとは限りません。うつ病でも、程度が軽ければ十分に子どもの監護養育ができますし、うつ病の相手と親権争いをしたとき、相手の方が適任と判断されたら、裁判所がうつ病の配偶者を親権者として指定することもあります。

そこで、相手がうつ病だからといって、それだけで自分が親権者になれると決めつけて行動していると、後で思わぬ結果になることがあります。親権をとりたいなら、相手がうつ病であるかどうかに関わりなく、常日頃から親権者として適切な行動をとるべきです。

12.うつ病の相手と離婚交渉するときには、弁護士のアドバイスが重要

うつ病の相手と離婚したいとき、まずは協議離婚の交渉をしますが、その際、いろいろと決めなければならないことがあります。ただ、相手がうつ病の場合、慰謝料や財産分与の方法について、一般のケースとは異なる工夫が必要になることもありますし、子どもの親権についても、配慮が必要です。こうした判断は、相手の病気の状態によっても大きく異なってくるため、ケースごとに適切に対応しなければなりません。うつ病の相手と離婚の話合いをするときには、当初の段階から弁護士に相談をして、アドバイスを受けておきましょう。

13.自分がうつ病になるケース

自分がうつ病になるケース

結婚生活においては、自分がうつ病になってしまうケースもあります。この場合、どのような問題があるのか、見てみましょう。

13-1.うつ病になるパターン

婚姻中にうつ病になるパターンとしては、いくつかあります。

1つは、相手の不貞やDV、借金問題などが原因で、悩んでうつ病になってしまう例です。特に相手が不貞して家庭が壊れてしまうと、うつ状態になる人がとても多いです。

2つ目は、離婚問題がきっかけでうつ病になってしまう例です。離婚の話合いは非常にストレスがかかりますし、思うようには進まないので、悩んだ結果、うつ状態となります。離婚問題が発覚して、相手が生活費を渡してくれなくなったので、困窮してうつ病になる人もいます。

3つ目は、こうした問題とは無関係にうつ病になるケースです。会社でパワハラやセクハラにあってうつ病になることもありますし、特に心当たりがなくてもうつ病になってしまうこともあります。

13-2.慰謝料請求は可能?

自分がうつ病になった場合、相手に慰謝料請求することはできるのでしょうか?

まず、「うつ病になった」というだけの理由では、慰謝料請求は認められません。慰謝料が発生するためには、相手に有責性が必要だからですが、自分がうつ病になったのは、相手のせいとは言えないのが普通だからです。

これに対し、相手の不貞やDVなどの有責行為が原因でうつ病になった場合には、その有責事由を理由として、慰謝料請求することができます。その場合、「うつ病だから〇〇円の慰謝料」という方法ではなく、うつ病になったという事情があるため、一般の不貞やDVのケースよりも慰謝料が増額されることが多いです。

13-3.親権はとれないの?

自分がうつ病になってしまったら、子どもの親権を取れなくなるのかが心配になる人が多いです。この点、うつ病だからと言って親権がとれないわけではありません。世の中には、うつ病だけではなく統合失調症やパニック障害、躁うつ病などのいろいろな病気を抱えた人もいますが、こうした人でも子どもの親権者となって、立派に子供を育てています。子どもの養育が可能な状態であれば、裁判で親権を争ったときに親権を認めてもらうこともできます。

うつ病にも程度があります。病気があっても、普通に生活ができて子どもとの関係も良好で、監護養育能力があるなら、親権を認めてもらうことは可能です。特に、実家で親と同居するなどして、親のサポートを受けられると、より安心で親権を認めてもらいやすいです。うつ病になって離婚するときにも、親権をあきらめる必要はありません。

うつ病と離婚のことで悩んだら弁護士に相談しよう!

夫婦のどちらかがうつ病になると、家の中の雰囲気も暗くなりますし、お互いが辛くなります。まずは、治療を試みて回復させるために努力をすべきですが、どんなにがんばっても治らないこともあります。相手が仕事を失い、家族の生活が維持できなくなっても無理にがんばっていると、共倒れになってしまいます。そんなことになる前に、弁護士に相談して意見を求めましょう。

うつ病の相手と離婚をするときには、別居をして調停をした方が良いケースもありますし、慰謝料や財産分与の方法も工夫した方が良いことが多いです。子どもがいる場合には、親権も問題となりますし、お互いの離婚後の生活のことも考えないといけません。自分たちで拙速に決めてしまったら後悔することもあります。

今、相手のうつ病が原因で離婚しようと考えている方や、自分がうつ病になってしまい、相手と離婚しようと考えている方は、まずは一度、離婚問題に強い弁護士に連絡を入れて法律相談を受けることをおすすめします。費用が心配な場合、無料相談ができる事務所もあるので、是非とも活用しましょう。

都道府県から離婚弁護士を探す
北海道・東北地方 北海道青森岩手秋田宮城山形福島
関東 東京埼玉神奈川千葉茨城栃木群馬
北陸・甲信越 新潟山梨長野石川富山福井
東海 愛知静岡岐阜三重
関西 大阪京都奈良兵庫滋賀和歌山
中国・四国 広島岡山山口鳥取島根香川徳島愛媛高知
九州 福岡熊本大分宮崎佐賀長崎鹿児島沖縄
お一人で悩まずご相談を

離婚問題でお悩みなら弁護士に相談を

  • 少しでも高く離婚慰謝料を請求したい!
  • 離婚後の子どもの親権を絶対に渡したくない!
  • 離婚後の子どもの養育費を確実に受け取りたい!
  • 財産分与でトラブルになっている。
  • 不倫がばれて、高額な慰謝料を請求されている。
  • 離婚はしないで、浮気相手に慰謝料を請求したい。
離婚問題で評判の良い弁護士を探す
弁護士へ相談することに不安が残る方へ
離婚慰謝料を請求できる?
浮気・不倫の慰謝料相場は?
離婚を弁護士に相談した場合の費用
離婚の際に子どもの親権を渡さない方法
離婚の財産分与を弁護士に相談すべき理由
離婚後の子どもの養育費はどうなる?

離婚弁護士相談広場は、離婚調停や財産分与でお悩みの方のための情報ポータルサイトです。離婚関連のコンテンツを掲載し、皆様のお役に立てるWEBサイトを目指しております。納得のいく解決を迎えるためには弁護士に相談し、介入してもらうことでその後のトラブルが防げ、円満解決できる可能性が高まります。

離婚問題で評判の良い弁護士を探す
【運営】株式会社Agoora 〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-7-1-302 TEL:03-5929-7575
© 2014 Agoora.inc.

現在地を取得できませんでした

お使いのブラウザでは現在地情報を利用できない可能性があります。
設定から位置情報サービスをオンにして頂くか、下記コンテンツ等をご利用ください。

離婚問題に強い弁護士一覧

×

TOP